南極の氷の下の湖から生命体
南極の氷の下約4キロに眠るボストーク湖のすぐ上で採
取された氷から、細菌などの遺伝子断片が確認された。
氷底湖は真っ暗で、栄養源も限られると考えられるが、
そんな極限の環境でも生命が存在できる可能性が出てきた。
ロシアのチームが深さ約3・5キロ付近で採取した試料
を米ボーリング・グリーン州立大の研究者らが分析、米
オンライン科学誌プロスワンに発表した。
見つかった約1600個の遺伝子断片をさまざまな生物
の遺伝子配列と比較したところ、9割以上は細菌由来と
みられることがわかった。
またカビや魚のような多細胞生物に由来する可能性があ
る断片も見つかった。
生命の神秘は、吾等人間が想像するよりも、もっともっと
広大無辺なものであることをみせつけられたような内容の
記事でした。
最先端の科学でも、やっと自然界の森羅万象のほんの一部を
針の穴から覗いているような気持ちにさせますネ。