食後のデザートに果物は身体に悪影響

食後のデザートは体に悪影響を及ぼす!?


果物に含まれる水分や糖、酵素は人間の体にとって欠か
せない栄養分であり、非常に大切なものです。


果物は人間にとって最も消化しやすく、空腹時であれば
30〜40分程度で消化され体のエネルギーに代ってくれます。


しかしこれはあくまで空腹時に食べた時の話。
食後のデザートとして果物を食べたとき、胃の中ではと
んでもない混乱が起きています。


デザートとして果物を食べたとき胃腸で何が起きている
のか?


果物を食後に食べると、既に食事でとった肉や魚、ご飯
等がまだ胃に残っていて消化されていない状態のところ
に果物が入っていくことになります。


するとどうなるでしょうか。

本来、すぐに消化される果物が肉や魚に邪魔をされて消
化されず胃に長時間とどまることになります。


場合によっては腐敗が進みきちんと消化されないまま腸
にいくことになります。


また、この腐敗の過程で毒素が発生し、体に悪影響を及
ぼします。


体内環境、腸内環境の悪化は肌荒れの原因にもなってし
まいます。


フルーツは単独で食べるのが正解
「朝のフルーツは金、お昼は銀、夜は銅」という言葉を
聞いたことはありませんか?


これは朝の空腹時、お腹に何も入っていない状態の時に
フルーツを食べるのがいいですよということを表した言
葉なのです。


フルーツは単独で空腹時に食べれば体にいいことばかり!
果物の果糖は太ると思っている人も多いかと思いますが、
空腹時に摂取した果糖はすぐにエネルギーに変わってく
れるので太ることはありません。


果物には健康で若く美しくいるための水分やビタミン、
酵素などが豊富に含まれていて、さらに消化もいいので
内臓に負担をかけることがありません。


食べるタイミングが正しければ、美容にとってこんなに
もいい食物はないのです。


果物は空腹時にそれを単独で、また果物を食べた後は、
最低でも40分は間をあけてから他の物を食べるというこ
とを心がけましょう!


身体に良いものだからという理由だけで、腹の中へ放り
込んでいくのは、やめたがいいですね。


何事も、タイミングが必要だということになります。



筋力づくり 周東 寛  著