ちょっと得する話の小箱

ネット・新聞・テレビ等で知り得たちょっと有益な情報を貴方
とシェアーしてみましょう。


デートや商談で、会話がうまく弾んだはずなのに、自分で思っ
ていたほど相手に好感をもたれていなかったということってよ
くあることですね。


何が違っていたんだろうと、後で悩んだりもします。
そこで今回は、プロフェッショナル心理カウンセラーの中居先
生に相手のしぐさでわかる心の動きについて聞いてみました。


■視線 - 右に移動した時は話を疑ってみる

目は口ほどにものを言うといいまずが、視線は心の動きをよく
表します。
会話の途中に相手が視線を外す瞬間がありますよね。


相手側から見て、視線を左方向に移し、考えている表情をして
いるときは過去の記憶をたどって思い出そうとしているとき。


事実がないのに、話のつじつまを合わせようと言葉を模索して
いるときは視線が逆側の右に移動します。


瞬間的に嘘をつくときも瞳が右に動きます。
脳の構造によって、この無意識の動きが出てしまうんですね。


■腕組み - 心が閉じている証拠

腕組みをすると考えているしぐさのように思いますが、心を開
いていないサインなんです。
会話の途中で腕組みをし始めたときは、話にすれ違いを感じた、
あるいは相手のキャラクターに疑問を感じて距離を置こうとす
る無意識の行動。


話に関心を持ちだすと、腕組みが自然に外れてきます。
顔では笑っていても、最初から腕組みをしていれば、
相手に信用されていないと思ってもいいですね。


■荷物の持ち方‐好意がわかる。

二人で連れだって歩いているとき、内側(両者の間)に荷物を持
つのは連れの人を信頼していない心の表れ。

互いに好意を持っていれば、自然に荷物を外側に持ちます。


例えば、上司と部下が連れ立って歩いていると、二人の関係性
がビジネスバッグの持ち方ひとつでわかってしまいます。


■呼吸 - 合わない人は相性が合わない人

よく息が合うといいますが、人が呼吸するタイミングは相性に
も直結しています。


初対面なのに好感の持てる人はお互いの呼吸するタイミングが
無意識のうちに合っているんですね。

これは身体の機能面からきています。
もし、親密になりたいと思ったら、相手が息を吸い吐くタイミ
ングをよく観察して、自分も同様に合わせてみると、親しみを
持たれてぐっと近づくことができます。


■うなずき - 首の振り方で本音がわかる。

人は本当に納得すると脳の影響で首を振るという反射行動に出
ます。

とくに日本人は協調性を重んずる民族なので、このうなずきに
重要な意味があります。


「そうですよね」などと口先だけで話を合わせている場合は、
この反射行動が出ません。


「うなずき上手」は社交上手と言いますが、意識的にうなづく
タイミングに注意すると関係性が良くなります。


■持ち物に触る - 心を閉じようか迷っている時

会話の途中で、眼鏡ケースや、ペンケースなどをパチパチと開
閉しながら話す人がいますよね。


これはまだ、相手を完全に信頼するに至っていなく、どうしよ
うか迷いがある時に出る行動。


腕組みよりは信頼関係はできていますが、まだまだ不安がある
ときです。


こういう場合は相手の行動を観察して、例えばお茶を飲んだら
自分もお茶を飲むなど、しぐさを同じ様に合わせてみると、心
が開いてきます。


社交上手な人や対外交渉が得意な人は無意識のうちにこれをう
まくコミュニケーションに取り入れているんですね。


まずは受け身になって、観察してみましょう。


いかがですか?
思い当たる事がいくつかあったでしょう。


これら気ヅキがあったことをこれからのビジネス又は日常生活
に活用していくのも賢明な生き方のひとつと言えるかも知れま
せん。