侍ジャパン 次の対戦相手はプエルトリコに決定

WBC2次ラウンド2組(16日、ドミニカ共和国2−0プエ
ルトリコ、マイアミ)


プエルトリコが先頭打者を5度も出塁させながら、大拙攻で零
封負け。
先発のロマン(ヤクルト)は5回を2安打4奪三振1四球、1
失点と好投したが見殺しにされた。


プエルトリコは2組2位となり、準決勝(日本時間18日、サ
ンフランシスコ)で日本と対戦。


ドミニカ共和国は2組1位でオランダと準決勝(日本時間19
日、サンフランシスコ)で対戦する。

2次ラウンドのMVPはドミニカ共和国のカノが受賞した。


プエルトリコは一、二回ともに先頭打者が四球で出塁も、続く
打者が併殺打


三回は先頭のリベラが左前打、代走のファルーが二盗し、捕手
の悪送球で無死三塁の大チャンスとした。


ここでA・ゴンザレスは見逃し三振。
フェルシアーノの遊ゴロでファルーが本塁突入し、ベースの手
前で楽々タッチアウトに。


四回も先頭のL・フィゲロアが三塁線を破る二塁打で出塁した
が後続が倒れ、先発のロマンを援護できなかった。


ロマンは一、二回を三者凡退。
三回は先頭のサンタナに四球を与え、続くシアラにバットを折
りながらも中前に運ばれ、無死一、二塁とされたが、デアザを
空振り三振。
レイエスを中飛。E・アイバーを遊ゴロで切り抜けた。


しかし五回、先頭のサンタナに右翼2階席に運ばれる特大のソ
本塁打を浴び、ついに先制点を献上。
この回でマウンドを降りた。


プエルトリコは八回にも、先頭のマルドナドが四球で出塁し、
犠打で二進。


ところがマルドナドはA・ゴンザレスの遊撃真正面のゴロで三
塁へ走りタッチアウト。


すると直後の八回裏に、3安打で2点目を追加され、勝負は決
まった。


プエルトリコチームは、今季WBCにおいて、米国と対戦し、
これを破ってきたのだから強敵なはずであるが、この試合に限
って言えば、いかにも大味な感じのチームであり、脆さを抱え
た組み易い相手ではないかと思わせるものがあるが、如何なも
のであろう。


攻撃陣もバットをブンブン振り回すタイプが多く、緻密な攻撃
は仕掛けてこないだろうから、一発被弾を警戒すれば、侍の投
手陣もかなりの投球幅が出てくるので、余裕ある投球ができる
のではなかろうか。


今季のWBCでは、米国がいなければ優勝の席はジャパンに定
番として決まっているも同然ではないか。


3連覇も目前となったようだ。
あとは定まったコースに歩を進め、優勝カップを手にするだけだ♪





       トップページへ戻る