オランダがキューバとの接戦を制す

9日の台湾との敗者復活1回戦を14−0の圧勝で勝ち
上がったキューバと、10日の日本戦に4−16で大敗
したオランダが、決勝ラウンド進出を懸けて対戦。
試合は点を奪い合う接戦となった。


オランダは三回一死満塁から4番・ジョーンズ(楽天)の左犠
飛で1点を先制。
二死二塁からスミスも左前適時打を放ち、2点を先行した。


キューバも四回表、無死二塁からフェルナンデスの左前打で1
点を返すと、二死無走者で5番・アブレウがバックスクリーン
に同点ソロ弾を突き刺した。


オランダはその裏、一死二、三塁でシモンズが勝ち越しの左犠飛
さらに二死二塁からオデュベルが盗塁すると、捕手の三塁悪送
球で生還し4−2とした。


キューバも五回一、二塁からグリエルが中越二塁打を放つと、
中堅手がもたつく間に一走も生還。
4−4の振り出しに戻した。


その後は両チームとも得点圏に走者を進めるも、追加点は奪え
ず。


迎えた八回、キューバは四球と左前打で無死一、二塁のチャン
スをつかむと、デスパイネの右飛で二走がタッチアップ。
一、三塁からトマスの右前適時打で勝ち越すと、なおも一死一、
三塁からサンチェスレオンが左犠飛を放ち、6−4とした。


だがオランダはその裏、二死一塁でシモンズが左翼席に2ラン
を叩き込み、6−6とした。


さらにオランダは九回一死から三ゴロ失、左前打、右前打で満
塁のチャンスをつかむと7番・サムスが中犠飛を放ち、サヨナ
ラ勝利で熱戦に終止符を打った。


オランダは日本とともに準決勝進出が決定。
12日に2次ラウンド1組の1、2位を決める順位決定戦で顔
を合わせる。


どこのチーが勝ち上がってこようと、今の侍ジャパンには、隙
が無く、相手チームは手の打ちようが無いであろう。


侍ジャパンが目指すのは、世界一だけなのだ。





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