侍2次ラウンド 東京Dで台湾と対戦

◇WBC2次ラウンド1組1回戦 日本―台湾
(3月8日 東京D)


第3回WBCで3連覇を目指す侍ジャパンは8日、B組
1位の台湾と2次ラウンドの初戦を迎える。
山本浩二監督(66)は初戦必勝を期し、台湾のエース
王建民投手(32)対策として打線に左打者5人を並
べることを決断。


1番に初めて角中勝也外野手(25)を起用するなど大
幅に打線を入れ替え、5人の左侍たちを中心に決め球の
高速シンカーを攻略する。


腹をくくった。迷いはない。
決戦の舞台は福岡から東京へ。
山本監督は2次ラウンド初戦へ決断を下した。
王建民の高速シンカー攻略を5人の左侍に託したのだ。


「あのシンカーはどうしても手が出る。徹底させなきゃ
いかん。
非常にいいシンカー。それに向かって戦うだけ」


福岡からの移動後、東京ドームで練習前に行われたコー
チ会議。
打線の大改造を確認した。


理由はただ一つ、王建民を打つためだ。
1番・角中に始まって阿部、糸井、稲葉、鳥谷と左打者
を5人並べる。


不振でも使い続けた長野を下げ、不動の9番・松田の代
わりには鳥谷。
「当然、状態のいい選手を起用する」と力強く言い切った。


練習後、橋上コーチから各選手にA4判のファイルに収め
られたデータが手渡された。


角中は言った。
「左(打者)の方が打ちやすい。
踏み込みながら低めを我慢してどんどん振りたい」。
勝てば米国行きへ王手、負ければ崖っ縁となる大一番。


5人の左侍が王建民を斬ったとき、米国への道が見えて
くる。


今日も毎度のWBCの話題を取り上げましたが、やはり
気になるところではあります。


打線を思いきって組み替えたジャパン。
打線に火をつけてもらいたいものです。






    トップページへ戻る