侍ジャパン 強化試合で阪神に0封負け

侍ジャパン強化試合 日本代表0―1阪神(2013年
2月26日 京セラD)


3月2日に開幕する第3回ワールド・ベースボール・ク
ラシック(WBC)で3連覇を狙う侍ジャパンは26日、
阪神と強化試合を行い0―1で敗れた。


スモールベースボールを掲げるチームだが、チグハグさ
も目立った。


0―0の3回1死から左翼線二塁打で松田が出塁。
しかし、続く坂本のカウント3―1から三盗に失敗した。
「3ボールからの(先発の)メッセンジャーのモーショ
ンが大きく、いけると思ったが、3―1からモーション
が小さくなった」と松田。


選手には「いけるならいけ」と指示は出ていたが、1点
を争う場面では絶対に犯してはならないミス。


山本監督も「あの場面は100%成功するタイミングじゃ
ないと走ってはいけない。
状況を考えてほしかった」。


貧打が焦りを呼び、状況判断も狂わせる悪循環にもみえた。


7回の守備からは、紅白戦も含め全試合に先発出場してい
た長野をベンチに下げ、右翼の糸井を中堅に、左翼の角中
を右翼に回した。


長野は紅白戦を含めて19打数1安打。
緒方外野守備走塁コーチは「危機管理。最初から交代は決
まっていた」と説明したが、打撃不振が目立つのも事実だ。


長野も含めて1〜5番が無安打。
4番・阿部は「全然駄目。(復調のきっかけは)全くない」
と沈痛な言葉を残し球場を去った。


立浪打撃コーチは打開策として「もう一度基本に立ち返って
投手の足元へのセンター返しを徹底する」と話した


「オイオイ大丈夫かよ?」と、言いたい気持ちはあるが、
ここは、グッと我慢しよう。一時的打撃不振があっても、
必ず実力発揮するよ、と自分に言い聞かせよう。






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