瓦版斜め読み(巨人大物メジャー獲得へ)

21日、巨人が新外国人選手として、ホワイトソックスからF
Aとなったホセ・ロペス内野手(29)をリストアップして
いることが、分かった。



メジャー通算92本塁打、480打点を誇る右の強打者。
09年のWBCではベネズエラ代表でベストナインを獲得する
など、大舞台にも強い助っ人の獲得に動く。
日本一連覇に向け、原巨人は後退などしていなかった。



マギー(ヤンキースからFA)をめぐり、楽天との争奪戦に敗
れはしたが、抜かりなくそれと並行してロペスの獲得調査を続
けていたのである。



マギーのメジャー通算61本塁打を上回る、92本塁打の大物
選手だった。



原監督が「一塁でガッチリとレギュラーを獲ってくれる人が出
てくれれば来季の安定感は増す」と話す通り、補強ポイントは
一塁手



ロペスは二塁、三塁が本職だが、一塁を守った経験もある。
今季は二塁も固定できなかっただけにチームの危機管理におい
ても、うってつけの選手だ。



長打力のある右打者である上に複数ポジションをこなせるメリ
ットもあり、マギーとともに獲得リストの上位に挙げていたが、
マギーは楽天に。



そこで、ロペスとなったのだが、ロペスはマリナーズで06年
から二塁に定着。
イチローと1、2番コンビを組むことも多かった。



09年シーズンには自己最多の25本塁打、96打点を記録。
11年からはロッキーズマーリンズなど4球団を転々とし、
目立った活躍はしていない。



しかし29歳と若く、メジャーでの実績も十分。
阿部の後の5番を打たせることもできる。



待望の右の大砲を獲得できれば、日本一連覇に死角は見当たら
なくなる。



メジャーの大物選手獲得に、各球団の動向が気になる展開と
なってきたようだ。



メジャーの大物獲得には、豊富な資金力が必要となるが、そこは
チームの力のみでなく、オーナー企業の財政如何にかかってくる。



さて、この資金力競争にどこの企業が勝ち残れるのか、野球と
いうより、金の多寡が勝負を制するのだろうか?






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