瓦版斜め読み(神社お参りの心得 パートⅡおみくじ編)


今日は、昨日に続いて、神社参拝に関する心得としての
パートⅡおみくじに関することを綴ってまいります。


大吉と中吉だったら、大吉のほうが良い運勢だとわかりますが、
小吉と末吉のようになるとわかりにくいですよね。
貴方は如何ですか?分かっていますか?


寺社によっておみくじの内容も様々あるそうですが、
一般的には、7段階から12段階ぐらいに分けられて
いるところが多いようです。


☆7段階の場合の縁起の良い順番
  大吉 >中吉 >小吉 >吉 >末吉 >凶 >大凶


☆12段階になっている場合の縁起の良い順番
  大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小凶>半凶>  末凶>大凶



大吉や大凶が出るとその反対になりやすいという説もありますが、
これは「陰陽道」的な考え方の、「陽極まれば陰生ず、陰極まれば陽生ず」という言葉に由来されていて、大吉や大凶など対局にあるものはその逆方向に転じ易いということをあらわしています。


吉であっても気をつけよ、凶であっても用心して誠実に事に
あたれば必ず御加護がある、そうです。



要するに、運を天任せにするのではなく、どんな環境・境遇にあろうとも自分の誠実な努力によって、運を引き寄せていく努力を惜しまないことが肝要です。



おみくじを引いて、その内容に一喜一憂するのではなく、一種のお遊び感覚で対応するのが、真のオトナといえるでしょう。






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