積極的な水分補給の効能及び習慣化の勧め

人は、1日グラス8杯の水分を摂る必要があると聞きました。
しかし、これより少ない、あるいは多い量が適切と言う人
もいます。意見もさまざまです。
はっきりした答えはないようですが、自分が適量を飲ん
でいるか、判断してみましょう。


1日にどれくらい水分を摂ると良いかについては、人に
よって意見が分かれます。
あなたにとっての適量は、体型が異なる他人には適量で
はないでしょう。



全ての人にぴったり当てはまる、共通の水分量は存在し
ませんが、パミラ・バラ)博士に基本的な考え方をお聞
きしました。



彼女はひな形として、次のように言っています。


・男性は1日3リットル(約コップ13杯)の水分を摂取す
 ると良い
・女性は1日2.2リットル(約コップ9杯)の水分を摂取
 すると良い



これは単なる基準です。
運動する人、また暑い場所や湿気の少ない場所で過ごす
人は、排尿を促す飲料(カフェインが入ったソーダなど)
がたくさん必要のはず。



必要な水分量を把握する最も簡単な方法は、上記を基本
にして、喉の渇きを感じたらいつでも追加で水分を摂る
ことでしょう。



■どうすれば十分な水分量を摂っているとわかる?

1日16時間起きて活動しているとすると、1時間当たり約
137〜184ミリリットルの水分を摂取しなければいけません。



多いように聞こえますが、1時間に4〜8回ほど、少しずつ
飲むだけで良いのです
(1度にどれくらい飲むかにもよりますが)。



いつも水筒を持ち歩き、(ウォータークーラーや台所等)
すぐに入れ替えられる環境にあるなら、難しくないでしょう。



水道水の味が嫌いな人や、ペットボトルの環境への影響
を気にする人、また大事な飲み物にならお金を払っても
いいと考えている人は、ウォーターサーバーを家に置く
と良いようです。



他にも水の味を好きになる増やす方法は数多くもあります。



また、水を食べることもできます。
果物や野菜には水分が多く、日々の必要量を補ってくれ
ます。


いずれにしろ、できるだけどこでも水を持ち歩くように
しましょう。



水筒を持っていると、水分を摂る習慣がつきますよ。


■飲みすぎても大丈夫?

水を飲みすぎるとよくありません。
パミラ博士は次のように言います。


健康な成人の腎臓が、1日に処理できる水分の量は15Lです。

だから、大量の水分を一度に取り込まない限り、水分を摂
り過ぎるとは考えにくいのです。


のどの渇きに敏感になってください。
活動や気候によって必要な水分量も変わると考え、いつ
も水を持ち歩きましょう。


ほとんどの人にとって飲み過ぎより、飲まなさ過ぎる方が
深刻です。



毎日15Lも誤って飲むことはほとんどないでしょう。
ですので、水分摂取量は少なすぎるより多すぎる方が安心
です。


■十分な水分を摂らなければどうなる?


身体を壊すまで飲むことはないけれど、水分量が少な過
ぎるとさまざまな問題を引き起こします。



水分は消化を助け、肌を健康的に保ち、満腹感を与え、
食べすぎを防いでくれます。


腎臓を良好な状態(毒物を排出してくれます)に保ち、
日々の活動を助けてくれます。


水分が足りないと、これらの恩恵を受けられません。
また、水不足で疲労感が増します。
パミラ博士は次のように言いました。


水分が不足していると疲れを感じます。
十分に水分を摂っていると、心臓が効率的に血液を体に
送り出してくれ、水分が細胞に酸素やその他の重要な栄
養素を運んでくれます。



筋肉を活発に動かし、けいれんを防いでくれます。
このことは、ジムで疲れたときに、より効果が大きくな
ります。



運動の約2時間前には、コップ2杯の水を飲むと良いでしょう。



水は目を覚ましてくれたり、注意力を増したりしてくれ
るだけではありません。



運動中の疲れを軽減してくれます。
よく働く人や、労働時間が長い人には、(カフェインが
切れたときなど)特にありがたいことでしょう。



当然、ある程度水分が不足していても生きられますが、
気持ちよく過ごせません。



必要量を摂取するのは、始めは難しいかもしれませんが、
続けると習慣化され、健康な生活を送れます。



また、水を飲むために、立って水を取りにいくという動
作が生まれると、休憩を取らず1日中座っているなんて
こともなくなります。



十分に水分を摂取して、体の不調を防ぎましょう。



きちんと睡眠をとっているのになぜか疲労感が抜けない
という方や、とにかくいつも疲れているという方、もし
かしたらその疲労の原因は何気ない習慣にあるのかも知
れませんネ。



米メディア『Huffington Post』には、「疲労の原因に
なる7つの習慣」なるものが紹介されています。



それぞれの項目は、誰もが経験し得ることであり、かつ
少し意識するだけで改善できるものばかりです。
日々疲れを感じている方は、チェックしてみると良いで
しょう。



あなたは、この中のいくつに当てはまるでしょうか。
 


疲労の原因になる7つの習慣


1、 炭水化物抜きの朝食
炭水化物は身体にとって重要なエネルギー源です。
これが不足すると、脳は必要なエネルギーを筋肉から補
おうとします。



その結果、筋肉量の減少や新陳代謝の悪化を引き起こし、
身体が疲れやすくなってしまいます


 
2、 処方薬

何らかの症状を和らげるために処方された薬は、確かに
その症状の改善には一定の効果があります。



だが、薬は肝臓にとってストレスにもなり得ます。
体内毒素を排出する働きのある肝臓がストレスを感じ疲弊
してしまうと、全身の疲れにもつながってしまいます。
 


3、 散らかった部屋
部屋が散らかり放題だったりデスクの上に書類が山積み
になっていたりすると、その状況に脳は圧倒され集中力
を欠くことになります。



これが疲労感へとつながります。
散らかりすぎて一度に片付けられない人は、少しずつで
も整理してみると良いでしょう。



それで疲労感や気分に徐々に落ち着きがみられたら、散
らかっていたことが疲労の原因である可能性大です。


 
4、 ビタミン系ドリンク
ビタミンBは様々な栄養素の代謝を助ける働きがありますが、
それらと一緒に摂取せず、ビタミン系飲料のような単独の
形で取り入れても無意味です。



そればかりか、興奮やイライラなどを引き起こし、結果的
疲労感へとつながります。
 


5、 パソコン使用
長時間に及ぶパソコンの使用は、コンピュータ視覚症候
群を引き起こします。
この項目に該当する方は、かなり多いのではないでしょうか。



症状としては、疲れ目や頭痛、首や肩のコリなど様々で、
これらが全身の疲れへとつながります。




特に、仕事でパソコンが手放せない人は要注意。


 
6、 野菜不足
野菜に含まれる抗酸化物質は、活性酸素から身体を守る
のに効果的であります。


活性酸素は、体内の細胞を酸化させてダメージを与え、
老化や疲労生活習慣病などの原因となるため、野菜が
不足するとこれらを悪化させる原因ともなります。
 

7、過度のエクササイズ
適度な運動は身体に良い効果をもたらすが、やり過ぎる
と必須ホルモンであるコルチゾールが大量に分泌されて
しまいます。


するとコルチゾールを分泌した器官が酷使され、これに
よりエネルギーが奪われて身体が疲れることになります。


いかがでしたか?
水分の必要性が理解できたようでしたならば、明日から
と言わず今日から直ちに実行する習慣を身につけましょう。


それほど、気合を込めずとも気軽に実行されることを
お勧めします。
そのことが貴方の健康維持・アンチエイジングともつな
がってまいります。