我が国の対外資産額の公表

外資産 最高296兆円(昨年末11.6%増)円安で膨ら
む。


財務省が28日発表した2012年末の対外資産負債残高によ
ると、日本の企業や政府、個人投資家等が絵画に有する資産か
ら負債を差し引いた対外純資産は前年末比11.6%増の29
6兆3150億円となり、09年末(268兆2460億円)
を上回って過去最高を更新した。


円換算した資産の価格が昨年末の円安で膨らんだことが主な理
由で、2年連度の増加。


他の主要な国や地域が持つ対外純資産は、中国が約150兆3
000億円、ドイツが約121兆9000億円等となっていて、
日本は22年連続で世界一になったもようだ。


この日本国は、世界地の金持ち国であるということが、数字で
は納得できたのであるが、我が身に置き換えて考えてみれば、
なんとも納得しかねるところがある。


22年間もナンバーワンであることがなんとも信じられないと
言いたい。己の財布と日本国の他の人々との財布の中身との違
いを否応なく痛感させられますナ。



※対外純資産
国全体が海外に保有する資産の額から負債の額を差し引いた残高で、
国債通貨基金IMF)の基準に従って計算する。
資産には国内の金融機関や個人投資家が持っている海外の株式、
債券の他、企業の海外進出に伴う直接投資、政府が持つ外貨準備等
が含まれる。
負債は、海外から日本への投資や融資等を示す。