育毛対策としてのストレスへの対応
１．ストレスとは
ストレスとは、外部からの刺激を体に受けた結果、体が示した反応のことです。
たとえて言えば、ボールを強く握るとボールは変形します。
この「ボールを強く握る」という刺激に対して「変形する」という事が反応したということです。
この変形した状態がストレスによって受けた症状なのです。
そして、「ボールを強く握る」という刺激の事を「ストレッサー」と言います。
ストレッサーには、４種類あります。
生物的ストレッサー ⇒ 病原菌の体内への侵入等
化学的ストレッサー ⇒ 酸素の欠乏や過剰な供給、薬害、栄養不足
物理的ストレッサー ⇒ 気温の変化（暑さや寒さ）や騒音、日差し
精神的ストレッサー ⇒ 人間関係の問題、怒り、不安・緊張・恐怖・孤独等
この４つのうち、精神的ストレッサーから刺激を受けることが現代人の大きなストレスの原因になっています。
２．ストレスに弱い理由
今も昔もストレスはあるのですが、ではなぜ、最近になってストレスに対して、弱くなってきているかと言うと、１番大きな原因は体の機能が弱っている事です。
今と昔では、食生活を始めとする生活習慣が大きく違います。
現代人はコンビニでファーストフードを買ったり、脂っこい食べ物ばかりを食べたりしているのです。
それによって、体内に毒素が溜まって体の機能が低下してきているのです。
更に運動の不足も大きな問題です。
もし、酸素も栄養素も充分にあり、老廃物も殆どなく、体が綺麗な状態であ
れば、酸素や栄養素が遮断されても、余り大きな問題になりません。
老廃物が排出されなくなったとしても、元々綺麗な状態なのだから平気です。
そして、ストレスが時間と共に緩和されてきたらまた、体も通常の働きをするのです。
ポールで言えば「強く握る」という刺激に対して「変形する」という反応を示します。
それでも、握ることを止めると、すぐにボールは元の丸い状態に戻るのです。
しかし、体の機能が低下していれば強く握ることを止めても、元の丸い状態に仲々戻らないのです。
そんな状態が長く続いていると、益々ストレスに悩まされ続けて次から次へ症状が出てしまい、悪循環になるわけです。
それが、今と昔の違いです。
【薄毛・若禿のその他の原因】
１．ストレスによる原因
ストレスが薄毛の原因になることは。明らかです。
ストレスを感じれば欠陥が収縮して、血液の流れが極端に悪くなります。
そうなると、酸素や栄養素は流れなくなり、その状態が長く続くと薄毛の原因
になります。
しかし、ストレスというものは、最近になって突然出てきた訳ではありません。
戦国時代では常に命をかけて戦っていた訳ですし、それ以前の人類も、命をかけて食べ物を調達していた事を思えば現代の環境が特にストレスが多い環境とは言えません。
では、何が変わってきているのかと言うと、昔の人よりストレスに対して体の抵抗力が低くなってきた事が大きな原因です。
そもそもストレスとは、外部からの刺激を受けた結果、体が示した反応の事です。
反復しますが、ボールを強く握ればボールは変形します、
この「ボールを強く握る」という刺激に対して「変形する」という事が反応したと言う事です。
この変形した状態がストレスによって受けた症状なのです。
そして、握る事を止めるとすぐに元の丸い状態に戻るのです。
しかし、現代人の多くは、このボールを強く握る事を止めても、元の丸い状態に戻り難くなっています。
これは、体の機能が弱っている為に起こると考えられます。
現代人は、ファーストフードや脂っこい食べ物を食べたりしているので、酵素の消耗がひどくなり、体の機能が低下していると言えます。
更に、ストレスを感じると人間はストレスから体を守ろうとして酵素を使います。
その結果、体はストレスを受けなくて済みますが、もし体内に酵素が不足している場合には、ストレスの影響を受けて、体の弱い部分が集中的に影響を受けます。
体の弱い部分に影響を受けると、痛みや不快感を感じたり、感情にまで大きな影響を受けてしまい、益々ストレスを感じてきます。
そうなると、酵素不足がストレスを生み、ストレスが酵素不足を呼ぶという悪いスパイラルになって、そこから抜け出せなくなってしまいます。
従って、酵素を消耗させない正しい食生活に変えてストレスに影響を受けない体に変える事が重要になります。
２．ストレスの影響から逃れる方法
外部からの刺激の事を「ストレッサー」と言い、４つの種類についても既述しました。
理に叶った食事法を実践する事で、生物的ストレッサー、化学的ストレッサーからの刺激は逃れる事ができます。
物理的・精神的ストレッサーについては、食事法と無関係と思われるかも知れません。
だが、物理的ストレッサーや精神的ストリッサーにも、食事法は大きく関係してます。
もし、この２つのストレッサーから刺激を受けたとしても、酵素が十分にあれば、体に影響を及ぼす事を防いでくれます。
ですから、それ以上のストレスを受ける事なく、時間の経過と共に和らぎます。
しかし、体内酵素が十分にない場合は、いつまでも引きずったまま、刺激を受け続ける事になります。
とはいえ、精神的ストレッサーからの刺激は極力受けたくないものです。
そこで精神的ストレッサーから刺激を受けた場合、速やかに取り除く方法を３つ紹介します。
（１）貴方が好きな音楽を聴く事です。
と言っても、音楽をかける必要はありません。
貴方の頭の中てかければいいのです。
よくプロスポーツで使われていますね。
例えばボクシング。入場前に必ずテーマソングを鳴らしますが、これはモチベーションを上げる（気分を変える）ためにやっている事です。
しかし、逆に音楽によって一瞬で気持ちを落ち込ませたり、恐陥れたりする事もできます。音楽にはそれだけの力があります。
曲を選ぶ際には、貴方がなりたい気持ちになる曲を選べば良い訳です。
そして、特に音楽を聴かなくても、貴方の頭の中で流せばいいのです。
貴方にとって、楽しくなれる曲は何ですか？
貴方にとって、落ち着かせてくれる曲は何ですか？
貴方にとって、モチベーションを上げてくれる曲は何ですか？
貴方にとって、愛情を感じさせてくれる曲は何ですか？
貴方にとって、挑戦しようと思わせてくれる曲は何ですか？
貴方にとって、安らぎを与えてくれる曲は何ですか？
このように音楽は、一瞬であなたの感情を変える事ができる道具です。
貴方が気分を変えたいと思った時には、是非使ってみて下さい。
これができるようになると、貴方は自分の感情を自分自身で、コントロールできるようになります。
(2)「笑う事」
笑えない場合でも、無理やり笑う事です。
作り笑いでも構いません。
声を出して笑えない場合は、笑顔だけでも作ることです。
この方法は、多くの方が知っていますが、習慣としてやっている人はあまりいません。
しかし、これには、絶大な効果があります。
人間の体は、感情に合わせて姿勢をとります。
例えば、憂鬱な感情の時は、方を落とし、猫背になり、下を見る。
若干違う人もいますが、その人の憂鬱を感じる姿勢があるものです。
しかし、笑いながら憂鬱を感じる事はありません。
だから、ストレスを感じたり、気分が優れない時には無理やりにでも笑って下さい。
そうすると徐々に和らぎ、徐々に楽しくなってくるものです。
さらに声を出して笑うと、より強力です。
(3) 過去の良かった出来事を思い浮べる事です。
貴方が過去に、表彰された時のこと。
貴方が過去に、告白された時のこと。
貴方が過去に、好きな女性と付き合った時のこと。
貴方が過去に、褒められた時のこと。
貴方が過去に、楽しい経験を味わった時のこと。
貴方が過去に、仕事で大手柄を挙げた時のこと。
等・・・どんどん思い出してください。
もし、あまりその様な事が無い人でも大丈夫です。
自分で未来を想像するのです。
こうなったらいいなぁ・・・というのを具体的にリアルに妄想するのです。
これは病みつきになりますよ。
