税の申告始まる

18日(今日)から確定申告の受け付けが始まります。
確定申告は、きちんと申告することで、払い過ぎた
税金を戻すことができる場合があります。


例えば、薬局で買ったかぜ薬なども控除対象になったり、
スーツなども控除対象になったりするかもしれません。
税金の控除についてまとめました。


年末調整以外に申告することで控除されるものとして、
医療費控除、寄付金控除、特定支出控除、住宅ローン
控除などがある。


この中で、2013年に見直されたのが、特定支出控除。
控除範囲が、仕事に必要な資格取得費、そして書籍、
定期刊行物、また制服、事務服、作業服など、仕事に
必要なもの、交際費、接待費などにも広がり、仕事に
関係していれば控除対象になるかもしれない。
これは、18日からの申告ではなく、2013年に使用した
分が2014年の申告対象となる。


しかし、作業服、事務服の線引き、例えばスーツはどう
なのかなど、具体的な線引きはまだ決まっていないという。


さらに、勤め先の証明書も必要となったり、収入によっ
て申告可能額も変わるで、税務署や税理士に相談する
必要がある。


一方、身近なのが医療費控除。
これは、治療を目的としたもの、ほとんどすべてが対象で、
例えば、資格を持っている人のマッサージなども含む
治療費や、市販薬も含む医薬品、また、介護用のオムツ
なども含む介護費用。


さらには、金歯などの治療も含まれる歯の治療、
また、通院の交通費、場合によってはタクシー代なども含
まれるという。


1月1日から12月31日までの1年間に個人が負担し、扶養家族
全員の合算で10万円を超えると、それ以上かかった分の税金
が戻ってくるという控除。


そして、気になる還付される金額は、年収によって還付率が
変わってくる。


例えば、サラリーマンの平均年収409万円で、子ども2人の
4人家族の場合は、年間20万円が医療費として認められると、
およそ5,000円が戻ってくる計算となる。
また、2013年度の住民税が1万円安くなる。
このほかにも、寄付金控除だと、例えば指定された団体に
東日本大震災の寄付をした場合も控除対象となる。



税の申告をすることで、税の控除があったりとか或いは還付
金があったりとか、嬉しくなるようなことが喧伝されている
ようですが、実際には、そんなことはほんの少数の例であり、
税の申告には、苦痛が伴う事の方が遥かに多い現実を知らせ
るべきではないのだろうか。

   

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