瓦版斜め読み(福留選手阪神入団 ほぼ確定)

4日、ヤンキース傘下3Aスクラントンを自由契約となって
いた福留孝介外野手(35)の阪神入りが、決定的となった。

福留サイドが阪神入りの意向を固めた。


2年契約で、3年目は球団側が選択権を持つ。
出来高を含めた総額は3年で最大6億円とみられる。


阪神とDeNAが激しい争奪戦を演じていたが、福留は熟慮の
末に阪神入りを決断した。
25日にも正式発表される見込みだ。


日本列島を寒波が覆ったクリスマスイブ、福留がついに決断した。
25日にも阪神には入団の、DeNAには断りの連絡を入れ、
正式発表の運びとなる。


阪神にとっては待望のビッグプレゼントが届いた。


3連休の最終日だった24日、兵庫・宝塚市内で報道陣に対応
した
阪神中村勝広GM(63)は「状況に変化はない」としなが
らも「もう、そろそろじゃないか」
と入団決定が近いことを示唆していた。


関係者の話を総合すると、阪神の提示条件は最大で3年総額6
億円に達する大型契約。


基本は2年契約で、出来高を満額クリアすると各年2億円とな
り、3年目は球団側が選択権を持つ。


DeNAのオファーは最大で2年4億円、プラス出来高だった
とみられ、条件面で阪神が上回った。


これで阪神はツインズを退団した西岡をはじめ、オリックス
ら日高、新外国人のコンラッドに続き、福留の獲得にも成功した。


今季は金本、城島が現役引退し、藤川はカブスに移籍。
小林宏ブラゼルは戦力外とした。


この5人の合計年俸が約14億円。
また、FA宣言した今季年俸1億9000万円の平野も退団の
可能性が高く、巨額の補強費を捻出できる状態を整えたことが、
大型補強を可能にした。


正式交渉のスタートから1カ月弱にも及んだロング交渉は、
ついに決着。


阪神は最後の野手のピースが埋まり、来季に向けた補強をほぼ
満点の形で完了した。


これで阪神タイガースの戦力補強作戦は終了したのであろうか。
大型補強は、年内解決となったであろうが、今少しの微調整的
補強がなされるだろうが、外観的には今回の福留の入団発表に
より、事実上の打ち止めとなる公算大であろう。


補強の結果等は、来季のペナントレース終了後の結果如何にか
かっている。





           トップページへ戻る