瓦版斜め読み(巨人 内海に4年14億円提示へ FA宣言残留も異例容認)

今季、国内フリーエージェント(FA)権を取得した巨人・内海
哲也投手(30)が12日、都内で原沢敦球団代表兼ゼネラル
マネジャー(GM=56)と残留交渉を行った。


巨人は、2年連続最多勝を獲得し、3年ぶりの日本一奪回に
貢献した左腕の内海を高く評価。


昨年、FAで獲得した杉内俊哉投手(32)に匹敵する4年
14億円の大型契約を用意し今後、正式に提示する。


 アジアシリーズに同行していた原沢球団代表兼GMは韓国・
釜山から成田に到着するとその足で、都内での内海との残留
交渉に臨んだ。


3年ぶりの日本一を引っ張ったエースに対する誠意。
FA申請期限を翌日に控え、選手会長としても貢献度が高かっ
た左腕に、球団の高い評価を伝えた。


日本シリーズ終了後、内海は初めて取得した国内FA権に関し
「じっくり考えます」。

ここまで水面下で球団側と交渉してきた内海だが、この日あら
ためて球団側との話し合いに臨んだ。

交渉については「結論はまだ聞いていない」と桃井恒和球団社長
(65)は明かす。


内海の最終決断は一時持ち越しとなったが、2年連続で最多勝
に輝いたエースに対して、最大限の条件を準備する。


さらに桃井球団社長は「宣言して残留というのもこちらは考え
ています」と発言。


再契約金が発生することになるが、宣言残留を容認する方針だ。


最近では04年に仁志、清水が宣言残留したケースがあるが、
近年の巨人では極めて異例。


それだけの価値がエース左腕にあると認める。
FA申請期限まで回答を保留し慎重な姿勢を貫いた内海だが、
球団側の誠意に13日、しっかりと応える。


たぶん、今日にも正式に契約締結となることでしょう。
内海投手の動向に、目を凝らしていたファンもこれで一安心と
いうところかな。

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