瓦版 斜め読み
「2・3日前のサンケイ新聞に、高齢者の足の付け根付近(大腿骨近位部)を骨折する割合が、ここ15年間で2倍に上昇している。
足の付け根を骨折すると歩けない期間が長いことから、治療中に筋力が低下し、要介護になりやすい。
晩年を健康に過ごすために、骨折予防の重要性が改めて注目されている。」
と言う記事が出ていました。
上記の記事を読んで、まず感じたことは、人ごととは思えないとい うことです。
私にも小さな経験があります。
それは、まだ最近のことなのですが、仕事で超多忙な時期がありまして、睡眠時間を削って、仕事に乗っ込んだのです。
その間運動らしいことは何もずに、職場と自宅とを往復して、あと はデスクに座り、バソコン画面とニラっめこで長時間過ごしていた のです。
そのうちに肩のあたりが凝ってきて、両腕を肩より
上にあげる毎に痛みを感じるようになりました。
加えて、腰にも少し違和感を感じるようにもなってきました。
そこで、仕事に一段落ついた頃に、柔軟体操から始めてみたのですが、体が思うように動かない事に改めて驚かされました。
それでも諦めず、なんとか一週間続けていると、再び元通りに動けるようになってきたのです。
そうなると体を動かすことに興味を抱くことになり、事態は好転していき肩の痛みも腰の違和感も解消して、一件落着となりました。
体のどこかに痛みを感じる前に、体操を始めるのがコツです。
体のどこかに痛みを感じるようになれば、体操ができなくなります。
60歳を越えたら、意識的に生活の中に体操を取り入れて習慣化するのが最良の方法だと思えます。
小学生の頃、夏休みになると、朝のラジオ体操というものが全国で行われていたと思います。
頭では覚えていなくとも体がその頃の体の動きを憶えているものです。
如何でしょう、年配の方々、今一度童心に返って、小学生の頃にやっていたラジオ体操を始めてみませんか。
スペースもとらず、費用もかからず、朝起きて散歩に出かける前にラジオ体操をやってみるのも、一日を明るく元気で過ごす為に是非実行されることをお薦めします。
最初は余り時間を懸けずに、息が上がらない程度で終わっても構いません。
少し、物足りない位で、ちょうどいいのです。
慣れてきてから時間を少しづつ伸ばしていきましょう。
老婆心ながら、同世代の善男善女に提案させて頂きます。
最後までお読み頂き、有難うございました。
貴方はどう感じられましたか?